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正しい箸の持ち方編

Modern Japanese Food

 ~さてどのくらいの方が正しく箸を使えるでしょうか?~

今はお母さん世代の方でも箸を正しく持つ事が出来ない方がいらっしゃいます。
それでは自分の子供に「正しい箸の持ち方」を教えていくことは出来ないですよね。
「食育」なんて言ってる場合ではありません。まずはあなた自身が正しい箸の使い方を知りましょう。
今からでも遅くはありません。正しく使えない方が恥ずかしいことなのです。
 
日本料理(和食)を食べる時には箸は必須です。食べ物だけでなく、箸の持ち方、マナーなども伝承していきたい事です。

箸のいろいろ


知っているようで知らない、箸についてです。
外に食事に行っても箸の持ち方のおかしい方や箸のマナーが悪い方を結構みますね。
 
 

正しい箸の持ち方


言葉で言うのは難しいですね。
おそらく自分で「あれ?おかしいな」って感じている方が多いかもしれませんね。
気付いていながらなかなか直らない。癖って直すのは意識しないと難しいですからね。
最近見ていてホント多いのが、人差し指と中指が伸びきっている方ですね。
 
その為、小さいものをつかんだり、細かい作業をする事が出来なくなってしまのです。
 
 

箸のマナー①


なかなかわからない箸のマナーについて。ほんの一例です。
意外と知らないマナー編①
 
受け箸
箸を持ったままおかわりをする事 
 
移り箸
いったん取りかえて他のものに変える 
 
拝み箸
両手で箸を持って拝むようにする事 
 
落とし箸
食事中に箸を床に落とす 
 
掻き箸
茶碗縁を口にあてがい箸で掻き込む事
 
 

箸のマナー②


まだまだあります!!マナー編②
こんなもんじゃないんですよ。
た~くさんあります。皆さんが知っているような事や「へぇ~」という初めて聞く事もあると思います。
 
空箸
箸を一度料理をつけておきながら食べないで箸を置く事
 
くわえ箸
箸を食膳の上に置かず、口に入れくわえる事
 
こじ箸
食器に盛った料理を上から食べないで、箸でかき回して自分の食べたい物を掘り出す事
 
込み箸
口にほおばった物
 
探り箸
汁ものなどで、かき混ぜて中身をさぐる 
 
 

会席料理と懐石料理

Modern Japanese Food

違いはわかりますか?


日本料理の中にある二つの料理。
聞いた事はあるけど、さて?どう違うのかというとわからない方は結構いると思います。
しかもあまり身近なものというイメージはないとは思います。
口で言うのは同じ言葉ですが、漢字で書くと全然違うものだとわかりますよね。
ここでは「一つ豆知識」として読んで下さい。

会席料理

会席料理は宴席に供される料理の事です。
本膳料理がなくなった現在、日本料理に於いては、儀式などで出される最も正統な料理形式です。
 
会席料理とは「酒を楽しむためのもの」なのです。
 
会席という意味はもともと歌や俳諧の席の事を言います。
江戸時代にこういった会席が料理茶屋で行われるようになり、主席向きの料理が工夫されるようになりました。
会席料理の献立は、一汁三菜(吸い物、刺身、焼き物、煮物)が基本でこれにお通し、揚げ物、蒸し物、和え物、酢の物などの肴が加えられます。
最後にご飯と味噌汁、香の物が出されます。
 
会席料理の基本は
前菜・お吸い物・刺身、焼き物、煮物、揚げ物
蒸し物、酢の物、ご飯・香の物、果物の順番です。
 
 

懐石料理

懐石料理とは茶道の形式に則した食事の形式のことです。
起源はどうやら会席料理と同じであったようです。
懐石とは寒い時期に軽石などを火で加熱したもの、温めたコンニャクなどを布に包み懐に入れる暖房具を意味します。
 
現代では茶道においても共通する客をもてなす本来の懐石の意味ではなく、茶会の席上で空腹のまま刺激の強い茶を飲むことを避け、ちゃを美味しく味わう上で差し支えない程度の軽食や類似の和食コース料理をさすといった意味に変化しています。
 
茶懐石以外のところでも日本食を扱う飲食店で懐石料理を提供するところが増え、茶事における懐石を特に「茶懐石」と表して区別する事もあります。
今は出す料理に関しても省いたり、料理の後に薄茶を出さないこともあるようです。
一昔に比べると随分ラフな感じにはなっているみたいですね。
店ではその方の考え方次第でどうにでも変化していくという事でしょうね。